ステップ 2: FileMaker WebDirect 機能の理解

  • FileMaker WebDirect は FileMaker Pro に似ていますが、FileMaker Pro クライアントのすべての機能が使用できるわけではありません。

  • Web ユーザはレイアウトおよび異なるレイアウト表示形式を選択することができますが、フィールド、レイアウト、スクリプト、リレーションシップ、値一覧、およびその他のデータベーススキーマを追加、削除、または変更することはできません。

  • FileMaker WebDirect は表形式をサポートしません。表示を表形式に変更するスクリプトステップやスクリプトステップオプションはサポートされません。レイアウトのデフォルト表示が表形式の場合、レイアウトは別の形式で表示されます。その他の表示が有効でない場合、レイアウトはリスト形式で表示されます。

  • FileMaker WebDirect では、最前面のオブジェクトが透明な場合やオブジェクトグループの何もない場所をクリックした場合でも、他のレイアウトオブジェクトの背後にあるオブジェクトを選択することはできません。複数のオブジェクトを重ねて配置する代わりに次の方法を検討してください:

    • タブラベルに計算値を使用する

    • ボタンの前にイメージを重ねて配置する代わりにボタンにアイコンを追加する

    • 複数のオブジェクトをグループ化してボタン設定を適用する

  • FileMaker WebDirect で使用できるテキストスタイルは制限されています。強調表示、段落テキストスタイル、およびタブ位置はサポートされません。FileMaker WebDirect では、Web ブラウザによりサポートされるリッチテキストのみがサポートされます。リッチテキストは、ボタンおよびレイアウトテキストに適用される場合にのみサポートされます。フィールドの場合、オブジェクトスタイルとして適用されるリッチテキスト形式のみが FileMaker WebDirect に表示されます。Web ユーザは、リッチテキスト形式でデータを入力することはできません。FileMaker WebDirect でフィールドを編集すると、既存のリッチテキスト形式は取り除かれます。

  • FileMaker Pro のカスタムメニューは FileMaker WebDirect カスタム App ではサポートされません。