ステップ 3: パフォーマンスの最適化

FileMaker WebDirect のパフォーマンスは次の影響を受けます:

  • Web ユーザのデバイスの処理能力

  • カスタム App に同時にアクセスする Web ユーザの数

  • Web ユーザのネットワーク接続の質

  • FileMaker Server または FileMaker Cloud と Web ブラウザ間で送信されるデータの量

  • Web ブラウザが FileMaker Server または FileMaker Cloud と通信する頻度。通信は次の場合に発生します:

    • レコードが作成、確定、削除、または開かれたとき

    • 現在のレコードが変更されたとき

    • レイアウトが変更されたとき

    • 計算式が評価されたとき

    • スクリプトが実行されたとき

    • スクリプトトリガがアクティブになったとき

    FileMaker WebDirect カスタム App のパフォーマンスを向上させるには:

  • ポータル、パネルコントロール、計算フィールド、集計フィールド、入力値の制限オプションを設定したフィールド、データの書式設定オプションを設定したフィールド、スクリプトトリガ、リスト形式、ポップアップヘルプのレイアウト上での使用を最小限に抑えます。

  • イメージのサイズを Web に最適化します。

  • シンプルなテーマ (グラデーションやイメージスライスを使用しないテーマ) を選択または作成します。

  • 既存のテーマとスタイルを変更するのではなく、カスタムテーマとカスタムスタイルを作成します。

  • 各レイアウトオブジェクトのオブジェクト状態の使用を減らします。

  • 条件付き書式を最小限にします。