単一のレコードの取得
レコードを取得するには、HTTP GET メソッドを使用してデータベース名、レイアウト、およびレコード ID を records
API エンドポイントで指定します。ポータル情報を指定して返される関連レコードの数を制限することもできます。
HTTP メソッド |
GET |
URL |
形式 1: /fmi/data/version/databases/database-name/layouts/layout-name/records/record-id 形式 2: /fmi/data/version/databases/database-name/layouts/layout-name/records/record-id?portal=["portal-name-n", ...] &_offset.portal-name=starting-record &_limit.portal-name=number-of-records version – リクエストされた FileMaker Data API のバージョン。
database-name – 共有データベースの名前 layout-name – レコード取得のためのコンテキストとして使用するレイアウトの名前 record-id – 取得するレコードのレコード ID portal キーワードについて: portal-name-n は関連レコードが含まれているポータルです。FileMaker Pro のインスペクタに表示されるオブジェクト名か、関連テーブル名のいずれかをポータル名にすることができます。複数のポータル名を指定することができます。 URL の portal 部分はオプションです。レイアウトに複数のポータルが含まれている場合は、パフォーマンスを向上させるためにポータル名を指定します。portal 部分を省略した場合、呼び出しによってレイアウト上のすべてのポータルにあるすべての関連レコードが返されます。
異なるレイアウトのコンテキストにある応答データが必要な場合は、URL 内の URL に |
HTTP ヘッダ |
Authorization: Bearer session-token。session-token はデータベースセッションに固有の X-FM-Data-Access-Token の値です。 |
引数 | なし |
応答 |
JSON 形式のレコードデータおよびエラーコード 0 を表示するメッセージ配列。 例: コピー
「エラー応答」を参照してください。 |
メモ
-
特定のポータル行にデータを返すには、
_offset.portal-name
および_limit.portal-name
を使用します。FileMaker Pro のインスペクタに表示されるオブジェクト名か、関連テーブル名のいずれかをポータル名にすることができます。ポータル行のオフセット値と制限値を省略した場合、デフォルトのオフセット値 1 とポータルレコードのデフォルトの制限値 50 が使用されます。