信頼するユーザにセキュリティを管理する限定的な権限を許可
カスタム App を開発する一方で、自分自身ではアカウントアクセスを許可および取り除く通常のタスクの管理を望まない場合、完全アクセス権を許可せずにセキュリティを管理する限定的な権限を信頼するユーザに付与することができます。こうすることで自分の知的財産を保護し、他人の変更でカスタム App が破壊されることを防ぎながら日常的なタスクの負担を取り除くことができます。
FileMaker Pro の次のアクセス権では、セキュリティを変更する限定的な権限を許可します:
アクセス権 | ユーザが実行できること | ユーザが実行できないこと |
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完全アクセスのないアカウントを管理 |
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拡張アクセス権の管理 |
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アカウントアクセスエントリにセキュリティを管理する限定的な権限を許可するには:
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アクセス権セットを作成します。
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[アクセス権セットの編集] ダイアログボックスでこれらのアクセス権のいずれか、または両方を有効にします。
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[利用できるメニューコマンド:] オプションを [すべて] に設定します。
これにより、ユーザは [ファイル] メニュー > [管理] > [セキュリティ...] を使用できるようになります。
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このアクセス権セットをアカウントアクセスエントリに割り当てます。
FileMaker Pro ヘルプの「アクセス権セットの作成と編集」および「アカウントアクセスの作成と編集」を参照してください。