FileMaker Go のファイルの保護
FileMaker Go ではパスワードで保護されたファイルをユーザが開こうとすると、アカウント名とパスワードの指定を求めるダイアログが表示されます。FileMaker Go は指定された順序で次の設定をチェックし、保護されたファイルを開く方法を判別します。これらいずれの設定も使用されていない場合、ユーザはアカウント資格情報を入力してファイルを開く必要があります。
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Claris ID
ファイルが FileMaker Cloud で共有され、ユーザが Claris ID にサインインしている場合、自動的にファイルが開きます。
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自動的にサインインするための [ファイルオプション] ダイアログボックス
FileMaker Pro では、ファイルを開くときに特定のアカウント名とパスワードを使用して自動的にサインインするために [ファイルオプション] ダイアログボックスを使用できます。
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ユーザによる手動の変更
FileMaker Go では、ユーザがファイルを開くときにファイル一覧でファイル名をタッチしたままにすることで、デフォルトのサインイン情報を一時的に無視することができます。[サインイン] をタップすると、別のアカウント名とパスワードを入力するためのダイアログが開きます。
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キーチェーンに保存されたパスワードへのアクセス
キーチェーンにパスワードを保存するには、FileMaker Pro の [ファイルオプション] ダイアログボックスでパスワードを保存することを許可してから、FileMaker Go で [キーチェーンに保存] オプションが有効になっていることを確認します。また、FileMaker Go がキーチェーンにアクセスする前に iOS または iPadOS による認証をユーザに要求することもできます。ヘルプを参照してください。
FileMaker Go に戻る場合の動作
FileMaker Go がバックグラウンドに移動すると、開いているすべての FileMaker アプリケーションの状態が保存されます。FileMaker Go に戻ると、そのままの状態で再開されます。
一定期間バックグラウンド状態だった場合に再認証を要求するようにファイルを設定できます。「fmreauthenticate 拡張アクセス権の使用」を参照してください。
FileMaker Go がバックグラウンドに移動した場合、ファイルに戻るにはアカウント名とパスワードを再入力する必要があります。ただし次の場合は例外です:
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ゲストアカウントを使用している場合
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使用したアカウント名とパスワードが、FileMaker Pro の [ファイルオプション] ダイアログボックスで設定したアカウント名とパスワードに一致する場合。
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fmreauthenticate 拡張アクセス権で指定した制限時間内にファイルに戻った場合。
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fmreauthenticate 拡張アクセス権のないアカウントを使用している場合
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キーチェーンアクセスにパスワードを保存している場合
fmreauthenticate 拡張アクセス権の使用
FileMaker Go が指定した時間 (分) 使用されていない場合にユーザに再認証を要求するには、fmreauthenticate 拡張アクセス権を使用します。
この拡張アクセス権を使用すると、FileMaker Go を前面に表示したときに指定の制限時間を超えていた場合に、ユーザはアカウント名とパスワードを再入力する必要があります。ユーザが誤ったアカウント名とパスワードを 5 回入力すると、FileMaker Go によってファイルが閉じられます。
FileMaker Pro で作成される新しいアクセス権セットには、fmreauthenticate10 (10 分) キーワードがデフォルトで含まれます。
ファイルの保護
FileMaker セキュリティガイドを参照してください。
SSL 証明書
ナレッジベースを参照してください。