デフォルトのフォルダに加えて、FileMaker Server では追加のデータベースフォルダ内のデータベースを共有できます。
追加のデータベースフォルダは、暗号化されたデータベースファイルと暗号化されていないデータベースファイルを共有するために使用できます。また、このフォルダでは、1 レベルのみ下のサブフォルダにあるファイルがサポートされます。オブジェクトデータフォルダの使用もサポートされます。
[構成] > [フォルダ] タブでパスを指定する前に、マスタマシン上にこのフォルダを作成する必要があります。
1. [構成] > [フォルダ] タブをクリックします。
2. [追加のデータベースフォルダ] を [有効] に設定します。
3. 追加のデータベースフォルダの場所の完全パスを入力します。パスの長さは最大 255 文字です。
•Windows: 入力するパスは、filewin:/ で始まりスラッシュ (/) で終わる必要があります。
例: filewin:/ドライブ文字:/フォルダ名/
ネットワークボリュームを使用する場合は、入力するパスにサーバー名を含める必要があります。
例: filewin:/サーバー名/共有名/フォルダ名/
•macOS: 入力するパスは、filemac:/ で始まりスラッシュ (/) で終わる必要があります。フォルダがリモートボリューム上にある場合、FileMaker Server がパスを検証できるようにボリュームがマウントされていることを確認してください。
例: filemac:/ボリューム名/フォルダ名/
ネットワークボリュームを使用するには、ネットワークドライブがマウントされていて FileMaker Server ユーザアカウントがデーモングループのメンバーである必要があります。
4. 追加のデータベースフォルダ用にオブジェクトデータフォルダを設定するには、オブジェクトデータフォルダの設定を参照してください。
•追加のデータベースフォルダをオブジェクトデータフォルダの親またはサブフォルダにすることはできません。
•オブジェクトデータフォルダを追加のデータベースフォルダの親またはサブフォルダにすることはできません。