2023 年 4 月 10 日
バージョン 40.3.1
新機能および機能強化
更新されたライブラリ
-
次のオープンソースライブラリが更新されました:
-
Socket.io はバージョン 4.5.4 に更新されました。
-
Socket.io-client はバージョン 4.5.4 に更新されました。
-
-
次の Node.js パッケージが更新されました:
-
ejs
はバージョン 3.1.8 に更新されました。 -
moment
はバージョン 2.29.4 に更新されました。 -
moment-timezone
はバージョン 0.5.37 に更新されました。
-
-
ChartDirector ライブラリはバージョン 7.0 に更新されました。
-
OpenSSL はバージョン 3.0.7 に更新されました。
-
Node.js はバージョン 16.16.0 にアップグレードされました。
-
Claris WebDirect: 次のオープンソースライブラリが更新されました:
-
Gson はバージョン 2.10 に更新されました。
-
Jackson はバージョン 2.14.0 に更新されました。
-
一般
-
次の場所で IP アドレスによって Admin Console および Admin API へのアクセスを制限できるようになりました:
-
Admin Console: [管理] > [アクセス制限]
-
Claris Admin API:
-
Get Restrict Access Settings (アクセス制限設定を取得):
GET /server/restrictaccess
-
Update Restrict Access Settings (アクセス制限設定を更新):
PATCH /server/restrictaccess
メモ IP アドレス 127.0.0.1 は常に Admin Console へのアクセスに許可されています。
-
-
-
[クローンのみ] バックアップオプションを使用すると最初に完全バックアップをせずに既存のデータベースのクローンを作成できます。アクティブにすると、データベースのクローンが指定したデータベースフォルダまたはデフォルトの
Server/Data/ClonesOnly/
フォルダに作成されます。[クローンのみ] バックアップオプションは次の場所で使用できます:-
Admin Console: [バックアップ] > [バックアップスケジュール] > [スケジュールの作成] を選択してから、[追加設定] で [クローンのみ] を選択します。
-
コマンドライン:
fmsadmin backup --cloneonly
コマンドを使用します。 -
Claris Admin API: 既存の
schedules/backup
エンドポイントのbackupType
で新しいCloneOnly
JSON 引数を使用します。
-
-
Claris Admin API で Claris Data API プラグインを有効または無効にできるようになりました。次の Claris Admin API エンドポイントが含まれるようになりました:
-
Enable or disable Claris Data API Install plug-ins (Claris Data API プラグインのインストール有効化/無効化):
POST /plugins/DAPIPlugins
-
Enable or disable Claris Data API Install plug-in script (Claris Data API プラグインのインストールスクリプトの有効化/無効化):
POST /plugins/DAPIAlllowInstallPluginsScript
-
Get the Claris Data API Install plug-in configuration (Claris Data API プラグインのインストール構成の取得):
GET /plugins/DAPIPluginsConfig
-
-
データベースのバックアップ検証が失敗した場合、損傷したバックアップデータベースの完全パスが「Event.log」ファイルに出力されるようになりました。
-
Admin Console を使用して証明書署名要求およびプライベートキーを作成する場合、既存のプライベートキーファイルを置き換えるかどうかを選択できるようになりました。
-
潜在的なセキュリティの問題を軽減するため、Nginx での HTTP 圧縮が無効になりました。
-
新しい Claris Admin API endpoint Get Database Filtering Setting (Claris Admin API エンドポイントのデータベースフィルタリング設定の取得) (
GET /fmclients/databasevisibility
) によってデータベースの一覧がクライアントでフィルタされているかどうかを取得できます。 -
セキュリティを強化するため、Claris Data API
productInfo
エンドポイントの応答から buildDate および version が取り除かれました。 -
Admin Console の、[構成] > [Claris クライアント] > [データベースのフィルタ] の [クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ] オプションがデフォルトで有効になりました。このオプションを無効にするとデータベースの一覧が不正な第三者に閲覧されるおそれがあります。
-
次の項目が両方とも有効になっている場合、Claris Data API Database Names (Claris Data API データベース名) エンドポイントに認証情報が必要になりました:
-
Admin Console の、[構成] > [Claris クライアント] > [データベースのフィルタ] の [クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ] オプション
-
DenyGuestAndAutoLogin フラグ (次のコマンドラインコマンドを入力すると有効にできます:
fmsadmin set serverpref DenyGuestAndAutoLogin=true
)
-
-
パラレルバックアップのファイルグループが再起動の間に Claris Server に記憶されるようになりました。これらの永続的なファイルセットは CLI から開始されたバックアップ、バックアップスケジュール、およびプログレッシブバックアップ中に使用されます。
-
Claris WebDirect: CSS キャッシュが最適化され必要な場合にのみ Java Web 公開が CSS レイアウトキャッシュを要求できるようになりました。
-
Claris WebDirect: 自動サイズ調整のレイアウトに合わせて CSS レイアウトキャッシングのパフォーマンスが向上しました。
-
Claris Data API で、ID による単一レコードの取得、レコードの取得、およびレコード検索のエンドポイントに Claris Data API によって返される日付およびタイムスタンプフィールドの形式を制御するオプションの
dateformats
引数が含まれるようになりました: 米国は 0、ファイルロケールは 1、ISO8601 は 2 です。指定されていない場合、デフォルト値は 0 です。 -
データベースサーバーが停止した場合でも、Admin Console にアクセスできるようになりました。データベースサーバーが停止している間、バナーに [データベースサーバーを起動] ボタンが表示されます。データベースサーバーが実行されていないと Admin Console の一部の機能が正常に動作しない場合があります。
-
Admin Console と Claris Admin API で 2 つ目の追加のデータベースフォルダ、2 つ目のオブジェクトデータフォルダ、および 2 つ目のオブジェクトデータフォルダ内のファイルをバックアップするかどうかを設定できるようになりました。
-
Admin Console の [ログ] ページを使用してすべてのログを一度にダウンロードできるようになりました。
-
1 つ以上のデータベースのバックアップで一貫性チェックに失敗した場合、Admin Console の [バックアップ] > [バックアップスケジュール] タブにエラーメッセージが追加されるようになりました。
-
インストール時にデータベースファイルのフィルタを有効にするために新しい [Filter Databases] オプションが「Assisted Install」に追加されました。デフォルト値は 1 (有効) です。
-
Linux 上の Claris Server でカスタム Web 公開 with XML がサポートされるようになりました。
修正された問題
安定性
-
エラー処理中にまだロードされていないデータベースにアクセスすると Claris WebDirect が応答を停止する。
-
fmsadmin restart server
コマンドの入力にタイプミスがあると管理サーバーのプロセスが予期せず停止する。
パフォーマンス
-
Claris Server で共有されているデータベースに多数のアカウントが含まれていてネットワーク接続で遅延が発生している場合、初めてデータベースを開くのに時間がかかる。
-
リスト形式で 15 レコード未満のレイアウトからレコードを削除すると、同じレイアウトを他のブラウザのウインドウで表示するとちらつく。
一般
-
Claris Server から計算した場合に GetContainerAttribute 関数が写真の詳細を返すのに失敗する。>
-
Admin Console の [ログ] > [ログビューア] でログをダウンロードする場合、ダウンロードに古いログが含まれない。
-
[全レコードを表示] および [対象レコードの絞り込み] スクリプトステップを呼び出した場合、以前にソートされたレコードが誤って再ソートされる。
-
データベース名を一覧表示する
/fmi/odata/v4
OData API エンドポイントが誤ってfmxdbc
拡張アクセス権を使用するデータベースを含み、fmodata
拡張アクセス権を使用するデータベースを除外する。 -
MySQL 外部データソースの MySQL DateTime オブジェクトが誤って日付に変換される。
Claris WebDirect
-
Ubuntu: 保存されたレイアウトで複数のフォントが使用されている場合、[レコードを PDF として保存] と [サーバー上のスクリプト実行] スクリプトステップを実行、および Claris WebDirect から [PDF として保存/印刷] スクリプトステップを実行すると通常より時間がかかる。
-
サポートされていないファイルタイプからレコードをインポートすると、Web 公開エンジンが応答を停止する。
-
ユーザがリスト形式で [レコード/検索条件/ページへ移動] スクリプトステップ (ダイアログあり: オン) を実行すると指定されたレコードが正しく表示されない。
-
レイアウト背景やレイアウトオブジェクトの塗りつぶしに使用されているイメージが Web 公開エンジンを再起動した後表示されない。
-
日付形式が mm/dd/yy に設定されている場合、ドロップダウンカレンダーで日付を変更した後、日付の年が正しく表示されない。
-
外部データソースのデータベースで断続的に「ファイルが見つかりません」というメッセージが表示される。
-
リスト形式でスクロールすると、チェックボックスの読み込みと表示が遅くなる。
バージョン 40.1.2
新機能および機能強化
-
オプションで Ubuntu デスクトップ GUI (グラフィカルユーザインターフェース) を使用せずに Claris Server をインストールできるようになりました。Claris Server 入門を参照してください。
-
Admin Console をアクティブにするために Claris ID を使用する必要がなくなりました。
今後廃止予定の API、技術、または機能
Claris Server の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。
廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、ナレッジベースを参照してください。
リーガル情報
© 2023 Claris International Inc. All rights reserved.
詳細については、Claris ヘルプセンター、プロダクトドキュメンテーションセンター、およびサポートリソースをご覧ください。