Apple Account アクセスの編集
FileMaker Server で共有されているファイルの場合、ユーザを Apple Account アイデンティティプロバイダで認証できます。Apple Account アクセスにより [Apple でサインイン] システムでファイルへのアクセスを制御できるようになります。このシステムは 2 ファクタ認証やユーザが Apple Account の電子メールアドレスとは別の電子メールアドレスでサインインするオプションなど、追加のセキュリティおよびプライバシー対策へのアクセスを提供します。
Apple Account アクセスを作成または編集するには:
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[セキュリティの管理] ダイアログボックスで Apple Account ユーザの新規または既存のアカウントアクセスの編集を開始します。
アカウントアクセスの作成と編集を参照してください。
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[認証方法] で、[Apple Account] を選択します。
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ユーザにアカウントアクセスを付与するには、[新規] をクリックします。既存のアカウントアクセスエントリを変更するには、そのユーザを選択します。
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[ユーザ名:] で、ユーザの電子メールアドレスを入力または変更します。
ここに入力する電子メールアドレスは、ユーザが電子メールを受信できる任意の有効な電子メールアドレスです (Apple Account の電子メールアドレスまたは別の電子メールアドレス)。
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[アクセス権セット:] で、アクセス権セットを選択、作成、または編集します。
アクセス権セットの作成と編集を参照してください。
このアカウントアクセスに割り当てるアクセス権セットによって、Apple Account ユーザがファイルで実行できる操作が決まります。
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アカウントをアクティブにするには、そのチェックボックスを選択します。
ユーザにサインインを許可する前にアクセス権セットを設定する場合はアカウントを非アクティブにします。
 
メモ
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ユーザが初めてサインインしようとするとき、Apple Account の電子メールアドレスまたは別の電子メールアドレスのどちらを使用するか選択できます。別の電子メールアドレスを使用する場合は、入力する確認コードを受け取ります。これにより、使用する電子メールアドレスが Apple Account の電子メールアドレスに関連付けられます。使用する電子メールアドレスが手順 4 の電子メールアドレスと一致する場合、手順 5 で選択したアクセス権セットで FileMaker Pro ファイルが開きます。
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Apple Account アイデンティティプロバイダでユーザを認証するには、FileMaker Server の Admin Console で追加のオプションを設定する必要があります。FileMaker Server ヘルプを参照してください。