データベースの共有
FileMaker Pro データベースファイルを共有する前に、共有用のファイルを用意する必要があります。次の手順でこのプロセスの概要を説明します。
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クライアントが共有アクセスに使用するアカウントとアクセス権セットを編集する。アカウントとアクセス権セットの編集を参照してください。
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データベースファイルを FileMaker Server にアップロードする。FileMaker Pro を使用したデータベースファイルのアップロードを参照してください。
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[データベース] ページでファイルの状態を確認し、FileMaker クライアントがファイルを使用できるかどうかを確認する。FileMaker クライアントによるデータベースの利用の確認を参照してください。
メモ
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FileMaker Pro 11 Advanced および FileMaker Pro 11 以前で作成されたファイル (FP7 ファイル) は、FileMaker Pro を使用して FileMaker Pro 12 形式 (FMP12 ファイル) に変換する必要があります。FileMaker Pro ヘルプを参照してください。
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共有データベースが、外部 SQL データソースからデータにアクセスするように設計されている場合、データベースの作成時に、FileMaker Pro を稼動しているコンピュータに設定されたのと同じ ODBC データソース名 (DSN) を FileMaker Server プライマリマシンに設定する必要があります。外部 ODBC データソースへのアクセスを参照してください。
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共有データベースがプラグインファイルを使用しているか、[プラグインファイルのインストール] スクリプトステップでサーバーサイドプラグインファイルの更新を許可する場合は、サーバープラグインの設定が必要です。プラグインの管理を参照してください。
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FileMaker Pro のピアツーピアでのデータべースの共有は FileMaker Server マシン上では使用できません。
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正しく閉じられなかったファイルを FileMaker Server で開くと、FileMaker Server は各ファイルに対して一貫性チェックを実行し、イベントログに結果を記録します。イベントログを参照してください。
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クライアントの互換性については、Claris FileMaker 2023 動作環境を参照してください。