FileMaker Server の 1 台のマシンへのインストール (FileMaker Server のみ、Windows および macOS)
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電子ダウンロードの説明に従ってインストールディスクイメージとライセンス証明書ファイルをダウンロードします。ライセンス証明書を次のいずれかの場所に配置します:
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デフォルトのダウンロードフォルダ
Windows: [ドライブ]:¥Users¥[ユーザ]¥Downloads
macOS: /ユーザ/[ユーザ]/ダウンロード
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インストーラフォルダ (インストーラがあるフォルダ)
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「LicenseFile」フォルダ
Windows: [ドライブ]:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥CStore¥LicenseFile ([ドライブ] は FileMaker Server がインストールされているドライブ)
macOS: /ライブラリ/FileMaker Server/CStore/LicenseFile (FileMaker Server がインストールされているマシン)
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Windows: Bonjour for Windows がインストールされている場合は、このアプリケーションが実行中であることを確認してから FileMaker Server インストーラを実行します。
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インストールを開始します。
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Windows: 「Setup.exe」をダブルクリックします。ユーザアカウント制御の警告が表示されたら、[はい] をクリックします。
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macOS: インストーラのアイコンをダブルクリックします。セキュリティメッセージが表示されたら、[続ける] をクリックします。
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Windows: 言語を選択して [OK] をクリックします。
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IIS および Microsoft Application Request Routing (ARR) extension for IIS がインストールされていない場合、FileMaker Server によるインストールの許可を求められます。
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Bonjour for Windows がインストールされていない場合、FileMaker Server によるインストールの許可を求められます。
「インストールの注意」を参照してください。
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インストールを続行するには、[次へ] (Windows) または [続ける] (macOS) をクリックします。
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表示される大切な情報を読みます。まだ完了していない作業がある場合は、インストーラを終了して作業を完了させてください。
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エンドユーザライセンス契約書を読んで同意します。
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インストール先を選択します。
メモ Windows では、デフォルト以外の場所を指定することができます。「インストールの注意」を参照してください。
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[FileMaker Server プライマリ] を選択します。
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FileMaker Server ユーザアカウント (FileMaker Server を実行するアカウント) のオプションを選択します:
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デフォルトのアカウントを使用するには、[ローカルシステム] (Windows) または [fmserver] (macOS) を選択します。
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このマシンに既存のアカウントを使用するには、[ユーザ名] を選択して、アカウントのユーザ名とパスワードを入力します。必要な権限 (ネットワーク接続ストレージへのアクセス権など) を設定したアカウントが既にある場合は、このオプションの使用をお勧めします。
指定した既存のユーザアカウントが FileMaker Server の実行に十分な権限を持たない場合、インストーラはエラーメッセージを表示します。「インストールの注意」を参照してください。
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Admin Console にサーバー管理者としてサインインする場合に常に使用するユーザ名とパスワードを割り当てます。サーバー管理者は、FileMaker Server のインストールおよび設定と、FileMaker Server で共有される FileMaker Pro データベースを管理します。
メモ ユーザ名は大文字と小文字が区別されません。パスワードは大文字と小文字が区別されます。
コマンドラインインターフェース (CLI) を使用したパスワードのリセットに使用する PIN の値を入力します。
重要 PIN の値はインストール時にしか設定できません。PIN の値を変更するには FileMaker Server を再インストールする必要があります。
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[インストール] をクリックします。
macOS:
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macOS のユーザ名とパスワードを入力して [ソフトウェアをインストール] をクリックします。
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Bonjour が実行中でない場合は実行するようにメッセージが表示されます。「インストールの注意」を参照してください。
FileMaker Server はインストールを開始します。この処理には数分かかることがあります。
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ソフトウェアが正常にインストールされたら、Admin Console を開きます。
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Windows: インストーラの最後のステップで、[FileMaker Server Admin Console を起動] を有効にしてから、[完了] をクリックします。
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macOS: [起動] をクリックします。
必要に応じて「プライマリでのインストールの後、Admin Console が開始しない」を参照してください。
ここで終了して Admin Console を後で開くこともできます。Admin Console を後で開くには:
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Web ブラウザで “
http://127.0.0.1:16001/admin-console
” と入力します。 -
デスクトップのショートカットを使用します。デスクトップのショートカットを使用して Admin Console を起動するには:
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Windows: デスクトップ上の [FileMaker Server Admin Console] ショートカットをダブルクリックします。
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[スタート] メニューのあるバージョンの Windows: [スタート] メニュー > [すべてのアプリケーション] または [すべてのプログラム] > [FileMaker Server] > [FileMaker Server Admin Console] をクリックします。
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[スタート] 画面のあるバージョンの Windows: [スタート] 画面に移動して [FileMaker Server Admin Console] をクリックします。
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macOS: デスクトップ上の [FileMaker Server Admin Console] ショートカットをダブルクリックします。
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Admin Console のサインインページで、インストーラで指定した Admin Console のアカウントのユーザ名とパスワードを入力して [サインイン] をクリックします。
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Admin Console の [セキュリティ設定] ページで、SSL 証明書をインポートするかどうかを決定します。
データセキュリティは重要であるため、初めて Admin Console を開く際に、FileMaker Server は SSL 証明書をインポートするように要求します。
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インポートするカスタム SSL 証明書がある場合は説明に従って SSL 証明書をインポートします。
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インポートするカスタム SSL 証明書がない場合は Admin Console を閉じて信頼できる証明機関 (CA) にカスタム SSL 証明書を要求するか、または SSL 証明書をインポートせずに続行します。(後でカスタム SSL 証明書をインポートするには、Admin Console を開いて [構成] > [SSL 証明書] タブをクリックします。)
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[ダッシュボード] ページで、サーバーの IP アドレスをメモして記録します。
ヒント Admin Console を別のコンピュータから起動できるように IP アドレスをメモします:
https://[ホスト]/admin-console
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ホスト
] はサーバーの IP アドレスです。 -
FileMaker WebDirect、FileMaker Data API、ODBC および JDBC などのテクノロジーで共有データベースにアクセスできるようにするには、Admin Console の [コネクタ] タブで設定を有効にします。
使用する項目
有効にする項目
FileMaker WebDirect
Web 公開
FileMaker Data API
FileMaker Data API
ODBC および JDBC ODBC/JDBC Claris Server および FileMaker Server ヘルプを参照してください。