カスタムメニューセットの作成と編集
メモ この機能は、[環境設定] ダイアログボックスの [一般] タブで [高度なツールを使用する] が選択されている場合に使用できます。高度なツールの使用を参照してください。
カスタムメニューセットを作成し、必要なメニューを含めることができます。この場合、ファイルと、個々のレイアウトにメニューを指定できます。
重要 カスタムメニューセットを複製すると、メニューセットのコピーが作成され、元のメニューセットと同じカスタムメニューが参照されます。カスタムメニューは複製されません。メニュー項目を変更すると、そのメニューが含まれているすべてのメニューセットのメニューが変更されます。
カスタムメニューセットを作成、編集、複製、または削除するには:
- [ファイル] メニュー > [管理] > [カスタムメニュー...] > [カスタムメニュー] タブを選択します。
 - [カスタムメニューの管理] ダイアログボックスで設定を指定して、[OK] をクリックします。
[作成...] または [編集...] を選択した場合、[カスタムメニューセットの編集] ダイアログボックスが表示されます。
 - メニューセットに追加するメニューを指定します。
 
標準 FileMaker Pro メニューセットを複製、編集するには:
- [ファイル] メニュー > [管理] > [カスタムメニュー...] > [カスタムメニュー] タブをクリックします。
 - [作成...] をクリックします。
 - [カスタムメニューの作成] ダイアログボックスで、[FileMaker の標準メニューから作成する] をクリックし、一覧からメニューを選択してから [OK] をクリックします。
 - [カスタムメニューの編集] ダイアログボックスで [メニュー名] を変更し、他の設定を変更して [OK] をクリックします。
カスタムメニューの定義を参照してください。
 - 各標準 FileMaker Pro メニューで 2 から 4 の手順を繰り返します。
 - [カスタムメニューの管理] ダイアログボックスで、[カスタムメニューセット] タブをクリックして [作成...] をクリックします。
 - [カスタムメニューセットの編集] ダイアログボックスで、[メニューセット名] に記述名 ([FileMaker の標準メニューのコピー] など) を入力して [追加...] をクリックします。
 - [メニューの選択] ダイアログボックスで、このメニューセットのメニューを選択して [選択] をクリックします。
 - [カスタムメニューセットの編集] ダイアログボックスで、
 を上下にドラッグして一覧のメニュー項目の順序を変更し、[OK] をクリックします。 - [カスタムメニューの管理] ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。
 
メニューセットのインストールオプションの指定
メニューセットを作成したら、メニューセットのインストールオプションを指定する必要があります。次の操作ができます:
- ファイルのデフォルトメニューセットを指定する
 - 個々のレイアウトに対するメニューセットを指定する (レイアウトのメニューセットの指定を参照してください)
 - メニューセットを変更するスクリプトを作成する ([メニューセットのインストール] スクリプトステップを参照)
 - メニューセット内でメニューを指定し、モードに合わせて表示する (カスタムメニューの定義を参照)
 
メモ
- macOS:
- カスタマイズしたメニューセットに [ヘルプ] メニューを含めない場合、オペレーティングシステムにより空の [ヘルプ] メニューがインストールされます。このメニューを取り除く、メニューバー上の位置を変更、またはタイトルを変更することはできません。
 - FileMaker Pro メニューは、Apple メニューの後に追加されます。[終了] または [環境設定] メニュー項目はカスタマイズできません。[FileMaker Pro について] メニュー項目のみカスタマイズできます。
 
 - Windows: [終了] メニュー項目はカスタマイズできません。
 - 追加するメニューを Shift - クリックまたは Ctrl + クリック (Windows) または command - クリック (macOS) し、複数のメニューをメニューセットに追加できます。
 - レイアウトを切り替えるたびに、FileMaker Pro は、[レイアウト設定] ダイアログボックスの [メニューセット] オプションに指定されているメニューセットをインストールします。
 - メニューセットをコピーしても、そのメニューセットで参照されているメニューはコピーされません。参照されているメニューは、貼り付け (ペースト) 先のファイルにすでに存在している必要があります。